今日は、白子中学校で防災訓練があり、医療班・処置班(緑)で参加させて頂きました。
白子中学校に設置されている「防災井戸」を使用して、傷口を洗浄したり、トリアージタッグを記入したり、患者さん役の方の誘導等を行いましたが、もし大規模災害が発生した場合、多くの負傷者でごった返すような状況になるのだろうと考えられ、例えば骨折用シーネ等の医療物品が不足する場合、雑誌や傘等をシーネの代わりとして使用する等、臨機応変に対応できることが必要なのだと思いました。
また、災害時にすぐに必要になる水とトイレについて、「マンホールトイレ」を見せて頂き、設置方法や使用方法について教えて頂きました。
○マンホールトイレが災害用備蓄倉庫にあるのを住民の手ですぐに設置できること
○トイレを衛生的に継続して使用可能なように維持管理していくこと
○女性や子どもが安心して使用可能なように安全性に配慮したトイレであること
どれも切迫して重要なことだと思いました。
災害時は、弱者がより一層大変な状況に置かれる可能性が高く、女性や子どもの意見を避難所で吸い上げることができ、それを避難所運営に反映できるよう、女性が防災の場でも、日常の普段の場でも意見を述べることができ、それを現場で生かせるような仕組みを少しずつでも作っていけたらと考えています。