①『うちの子が泣いてるワケ』
「これ以上トイレットペーパーを食べさせてもらえなかったから」「パンツの中にご飯を隠そうとしたのを見つけられたから」「パパの『一口ちょうだい』が予想以上だったから」等で大泣きしている子ども達の写真の本なのですが、大人から見れば些細な事でも子ども達から見れば世界がひっくり返るほどの大きな衝撃なのだということが、大泣きの可愛いお顔から感じられ、ほほえましくなります。著者のグレッグ・ペンブロークさんが「疲れきった親御さんたちには、子ども達が不機嫌なのは悲しむべきことでなく、笑ってもいいことなんだとお伝えしたい。」と書いていらっしゃるように、「子ども達と一緒の時間を楽しむって、とても素敵!」と感じられる本です。
②『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』
保育士「てぃ先生」が保育園での子ども達のつぶやきをツイッターに掲載し、それが本になったものなのですが、子ども達の可愛い声に大笑いして、元気をたくさん頂きました。
○『地球の保育園』…しばらく保育園をおやすみしていたなつくんが久しぶりに登園。先生「おはよう、元気になって良かったね」なつくん「……ほぉ……、ここがちきゅうのほいくえんか。」 どちらの星からいらした方ですか?
○『生きる意味』…もみじちゃん「ねえ、せんせい」先生「なあに?」もみじちゃん「せんせいくらいのひとはみんなけっこんしてるとおもうんだけど、先生はどういうきもちでいきてるの?」明るい気持ちで生きてるわ(涙)!
○男の子(4歳)が段ボールで剣を作って「せんせい!みて!」と見せてくれたので「おお、すごい!誰をやっつけるの?」と聞いたら「だれをやっつけるんじゃない!だれをまもるかだ!」と答えた。僕は何だか恥ずかしくなった。その気持ち大切にしてほしいな。等。
子どもの発想にドキッとしたり、楽しくなったり。子どもってすごい!と感じる1冊です。
③『手のひらにおさまる77のちょっとした幸せ』
市井の人々に起こったちょっとしたドラマが77本綴られているのですが、「手話で叫んだ『お母さん』」や「江ノ電の奇跡」等、読んでいて涙が出てしまうお話や、じわっと心が温かくなる「暗くて明るい学校」「幸´服のお店(※)」等、あったかい励ましを頂くようなお話が詰まっています。(※題名は本の通りに掲載しています)
もしよかったら、どうぞ待合室で手に取ってみてくださいね。