2019年3月3日に、鈴鹿中央総合病院で三重視能訓練士勉強会があり、そこで土井は人生初パワーポイントスライドを下記2課題作成し、発表しました!
①『不同視弱視かつ斜視弱視疑いの小児の症例検討』
②『読み書き障がいが疑われる患児の検査等について』
①は8歳で見つかった不同視弱視の患者様について、矯正上で大きなランドルト環が上下に二重に見える理由(視線がレンズの光学中心からずれる程プリズム効果の影響が強くなり、字詰まり視力表では大きなランドルト環は上方にあるため、大きなランドルト環を見る時=上方視時に不同視のため矯正レンズによるプリズム効果の左右差の影響で上下に二重に見えるのではないかと考えられる)と、左右の屈折度数差が大きくまた8歳のため低矯正の眼鏡でも装用しにくい場合に、調節麻痺薬(シクロペントラート塩酸塩1%)を使用し眼鏡常用を開始する方法について発表しました。
②は大阪医科大学LDセンターで行われている「見る力に関するチェックリスト」「WAVES検査」「ビジョントレーニング」「読み書き支援グッズ」について発表しました。
どちらの発表も、目の前の患者様からのご相談や検査に一生懸命向かい合う内に出てきた疑問、その疑問についてどうすれば良いか調べて分かったこと、より良い対応方法を模索する中で気付いたこと、ご経験豊富な先生方に教えて頂いたこと等の積み重ねをまとめたものです。
資料を作成する中で気付くこと、調べ直すことも有り、何より自分の勉強になりました。これらの得たことを患者さんの検査に生かしていきたいと思います。
初めての資料作成及び発表のため、どうなることやら…と心配でしたが、ベテラン視能訓練士Aさんがご指導くださり、無事終えることができ、ほっとしたのと、感謝の想いでいっぱいです。
また、今更ですが、初めてパワーポイントを使用して、「図や表が作成配置しやすく、資料作りに最適!」とすっかりパワーポイントが好きになりました。
また顔晴り(がんばり)まーす♪